楽天モバイルに乗り換えて10ヶ月。
実際に使うことで見えてきた、楽天モバイルを「おすすめできる人」「おすすめできない人」。こんなはずじゃなかった…！にならないように、現場からの声、お届けします。
楽天モバイル、おすすめです！…とは一概に言えない理由
楽天モバイルは、シンプルな料金体系と使いやすさで、条件に当てはまる人にとっては、通信費削減に最適な選択です。それでも、必ず全員におすすめできないのも事実です。
生活圏が楽天モバイルの通信エリア外の人がいるから
楽天モバイルが公表している、通信エリア圏外であっても、Wi-Fi環境が整っていれば、スマホやパソコン等はインターネットに繋がり、問題なく使用することができます。でも、それだと別途、光回線やモバイルルーターを契約する必要があります。それぞれに使用料金がかかることで、楽天モバイル以外の選択肢をとる方が、通信料を抑えられる可能性があります。
利用目的に沿えないこともあるから
楽天モバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランや、通信量無制限といった使いやすさに優れていますが、電波状況や利用目的によっては、他の大手サブブランドや、格安SIM等の選択肢をとるほうが、通信費を最小限にできることもあります。
楽天モバイルをおすすめできる人は「通信費削減のために、ひと手間を惜しまない人」
1. 楽天モバイルの通信エリア内に住んでいる人
楽天モバイルの最大のメリットは、通信エリア内であれば、データの通信量が無制限で使えることです。また、データ通信を利用した、楽天リンクアプリを経由すれば、通話料も最低限に抑えることができます（一部の番号は対象外）。光回線を引かず、スマホのテザリング機能だけで、家庭内の通信をまかないたい人には大きなメリットになります。
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2. 月々の通信費を抑えたい人
楽天経済圏の方は、貯めた楽天ポイントを充当して、通信費を実質無料にすることができます。
我が家も、私の楽天モバイルが実質無料であるがゆえに、家族全員の通信費が月々1,400円以下に収まっています。（私・楽天モバイル、夫・日本通信SIM・娘・Hamic POCKET）
一人暮らしの方は、実質通信料無料が叶うでしょう。
定期的に、6ヶ月間ポイントバックなどといった、お得なキャンペーンも開催されています。
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3. 一人暮らしの人、または家族の理解が得られる人
一人暮らしの方は、楽天モバイルのテザリング機能だけで、別途、Wi-Fi環境を整える必要がないため、通信費を抑えることができます。一方で、ご家族がいらっしゃる方は、テザリングの手間や、通信が不安定な時に不満が出る可能性もあるため、「そういうことがある」ことを事前にしっかり話し合って、理解を得ておくのが安心です。
4. テザリングの手間が苦にならない人
テザリングは、スマホをポケットWi-Fiのように使える便利な機能。ただし、デバイスがスリープ状態になると再接続する手間があります。パソコンやタブレットを頻繁に使う方は、数秒とはいえ、この手間と若干のタイムラグが苦になるかならないかで、おすすめできる・できないが分かれます。
5. 外出時の通信環境にこだわらない人
楽天回線の通信エリアは年々広がっていますが、エリアの境目や地下・山間部などでは、どうしても接続が不安定になることがあります。たとえば、移動中にSNSや動画を楽しむ場合、通信が途切れる可能性がある点を理解しておくとストレスが減るでしょう。
6. 同時接続するデバイスが5台以下の人
ご家庭でテザリングを利用する場合、複数のデバイスを同時に接続すると、速度が分散されます。5台以下程度であれば問題なく使えますが、例えば家族全員、同時に動画視聴をするなどの使い方は、速度の低下が気になるかもしれません。特に、iPhoneをお使いの方は、そもそも最大5台までしか同時接続できないため、ご家族が多い方、デバイスが多い方は、乗り換え前に同時接続するデバイス数の確認が必要です。
7. リアルタイムの通信にこだわらない人
私は仕事でzoomなどのオンライン会議に参加することもありますが、今のところ、タイムラグを感じてストレスになることはありません。テザリングが安定していれば問題ありませんが、同時接続台数が多く、通信容量をシェアすることで回線速度が遅くなることで、数秒のタイムラグが勝敗を分けるオンラインゲームをされる方、一言一句、聞き逃してはならないような、重要なオンライン会議を頻繁にされる方には向かないかもしれません。
楽天モバイルをおすすめできない人
1. 楽天回線エリア圏外、または境目にお住まいの人
楽天のエリア圏外であっても、パートナー回線（au）圏内であれば接続はできますが、利用可能なデータ容量が5GBまでに制限されてしまいます。使用するデータ量が多い人にとっては、ストレスを感じる可能性があります。
また別途、光回線引くなど「通信料を抑えたい」という目的が叶えられないことがあります。
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2. 通信の安定性を最優先にしたい人
リアルタイム性を重視するオンライン会議や、オンラインゲームを楽しみたい人、大容量データのアップロード・ダウンロードを頻繁に行う人には不向きです。楽天モバイルは、速度や安定性で他社回線に劣る場面があるため、信頼性・リアルタイム性重視の利用シーンにはおすすめしません。
3. テザリングの手間がわずらわしいと考える人
デバイスのスムーズな接続を求める人には、テザリングで接続するまでの数秒がストレスになりがちです。Wi-Fiルーターのように、常に安定した接続を求める方には向かないでしょう。
ただ、この「数秒」は体感してみないとわからないですよね。
楽天モバイルは、もしご自身に合わないと思ったとて、解約手数料が無料です。まずは体感して、ライフスタイルに合うかどうか、一度お試しになられることをおすすめします。
4. 同時接続するデバイスが5台以上ある人
家庭内でスマートデバイスを多く利用する場合、接続可能台数や速度の制限により、使い勝手が悪くなる可能性があります。特に、IoT家電が多い、各自がスマホやタブレット・パソコン等を使用しているなどのご家庭は、同時接続台数内に収まるか、事前に確認が必要です。
楽天モバイルは、通信エリア内にお住まいで、通信費を抑えたい人にはおすすめ
これまで10ヶ月、私が実際に楽天モバイルを使ってみて感じたことをまとめました。
今後、娘がスマホを持つようになったり、デバイスが今より増えることがあれば、見直しが必要でしょう。
それでも、今の我が家には、楽天モバイルは通信費削減の最適解だと、強く思っています。
エリアや通信の安定性に不安がある方は、事前に確認を。
テザリングの数秒を、許容できるか確認されたい方は導入を。
まずは使ってみて、その快適さを体感してみてください。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
みなさま今日も、良い1日を。
Have a Good one！！
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